全国のご当地ほりにし

安曇野市は、長野県の中心部に位置し、西側は海抜3,000m級の雄大な北アルプス連峰がそびえています。

中でも登山WEBメディア「YAMA HACK」のアンケートにおいて、「死ぬまでにもう一度登りたい山」の部門で富士山と並ぶ１位の栄冠を獲得した燕岳が人気です。

山頂から見える360度の大パノラマは絶景で、北アルプスの名だたる山々をはじめ、よく晴れた日には富士山まで見渡すことができます。

また、燕岳から大天井岳を経由して、槍ヶ岳へ向かう表銀座縦走コースや常念岳を経由して蝶ケ岳へ向かうパノラマ銀座コースは、北アルプスの中でも登山者が最も憧れるコースの1つで、北アルプスの大パノラマを存分に堪能できます。

東側には里山が広がり、特に標高933mの長峰山からは、安曇野と北アルプスが織りなす絶景が一望できます。車で山頂までアクセスできることもあり、気軽に登れる山として人気があります。

過去には、川端康成、東山魁夷、井上靖の３人がこの長峰山の頂上を訪れ、この地からの眺めに感動し、安曇野の風景を「残したい　静けさ、美しさ。」と表現して、絶賛しました。

また、秋から冬にかけての早朝は雲海の発生率が高く、市内の宿泊施設を対象に実施されている「長峰山絶景ツアー」では、雲海に浮かぶモルゲンロートの北アルプスを、入れたてのコーヒーを片手に眺める贅沢な時間が体験でき、人気となっています。

安曇野市では、ウォーターアクティビティも盛んで、山岳エリアを流れる中房川では、キャニオニングも楽しめるほか、平野部を流れる犀川や万水川等では、カヌーやラフティング、最近ではSUPやパックラフトを楽しむ方も多く訪れ、各種ガイドツアーも実施されています。特に、湧水がゆったりと流れ、水車も見られる蓼川は透明度が高く、人気のスポットになっています。

また、市内の河川ではフィッシングに訪れる方も多く、犀川流域では野生化した大型のトラウトが釣れることで、釣り人の間では全国的にも知られています。

その他、市内ではキャンプも楽しめます。森林に囲まれ静かに過ごすことができる「憩いの森オートキャンプ場」では、近くに「安曇野MTBコース」が2022年にオープンし、マウンテンバイクのレンタルもできるため、人気となっています。
かじかの里公園内にある「かじかの里公園キャンプ場」では、湧水で遊ぶことのできるエリアなどがあり、ファミリーキャンパーで賑わっています。

各種ガイドツアーも組まれていますので、安曇野市に訪れた際には様々なアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。